オススメCDレビュー(徳永英明好き好き!ファンサイト)

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オススメCDレビュー

■VOCALIST1~3
近年では女性ボーカリストの楽曲をカバーしたアルバム『VOCALIST』3部作を発売し、念願だったNHK紅白歌合戦にも出演した徳永英明。『VOCALIST』シリーズは、透き通った柔らかい歌声を活かしたヒット作となったこれらの作品。これまでの徳永の歌唱は、どちらかといえば"尖がった"ものが多かったが、このアルバムでは女性曲をカバーしていることもあり、女性的な柔らかな歌い方となっていて、リスナーを癒している。

■JUSTICE
前述の『VOCALIST』は近年の作品で大変多くの支持を集めたアルバムであるが、コアなファンは、徳永の真の魅力は彼の数奇な歌手人生から生み出されるオリジナルの作品にあると語る人が多いように思える。まずは、デビュー直後から1990年にリリースされたアルバム『JUSTICE』。初期の軟派な感じの軽めのポップス路線から一線を画し始めたのがこのアルバムで、社会派を思わせる楽曲『NEWS』や悩みながらも自分の道をみつける過程を歌った表題作『JUSTICE』が特にオススメだ。また、この頃彼がお気に入りだったミコノス島を歌った『MYKONOS』も良い。

■REVOLUTION
1991年にリリースされた『REVOLUTION』。明るい曲調、歌詞の『REVOLUTION』、『絆』、『LOVE IS
ALL』などの作品が多く収録されている一方で、ボクシングのスターの苦悩を歌い、徳永自身を暗に歌ったと言われている『BOXER』や、『桜』、『幻を止めて』、『どうしようもないくらい』といった重く深い内容の作品も収録されており、全体的を通して楽しめるアルバム。特に『Wednesday Moon』や『負けるな』は、曲調がアップテンポでライブには欠かせない曲だ。徳永ファンとしては、是非押さえておきたいアルバムの1枚だ。

■Nostalgia
歌手としては致命的な声帯ポリープを経験し、歌手生命の危機を経験している最中に制作された作品を多く含む1枚。また、Nostalgiaツアーの最中には古くから徳永を支えてきたバンドメンバーの庄司和敬氏が亡くなるなど、徳永にとっては公私共に辛い時期だったようだ。同時に、"ソウル(魂)"を込めた歌を追求し始めた楽曲は重いものとなっていき、一般受けが難しくなっていった。しかし、そのソウフルフな詞と、歌唱は一番のオススメといっても過言ではない。


■太陽の少年
『Nostalgia』とは打って変わって、明るい曲調が多いのが本作品。おそらく結婚、そして息子の誕生など、プライベートで生命の誕生という経験を得て、一皮向けたことが原因だろうと推測される。朝一番でもさわやかに聞くことができる1枚だ。特に、子どもの誕生と成長を喜んでいる様子が伝わる『未来飛行』や、彼の妻の母としての姿を目にするうちに生まれたのではないかと思ってしまう『MOTHER OF LOVE 小さな未来…』、『月と海の贈り物』など聴いていて優しい気分になれる。

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半透明 ・・・・壊れなければ、大人になれない-。徳永英明のデビュー20周年メモリアルアーティストブック。幼少の頃、成功と苦悩の日々、そして難病と闘った日々と現在の心境を語っています。

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